【18日目】終戦の日に

最初に極論を言えば、この世界から、戦争がなくなることもなければ、争いがなくなることもない。人間が人間である限り。僕はそう思っている。(前にも書いたけど、平和を望まないわけではない)

調べてみると、「平和」の対義語は「戦争」ではないようだ。つまり、戦争がない世界が必ずしも平和とはいえないし、平和な世界に必ずしも戦争がないとはいえない。そんな分かりにくい状態になってしまう。

たしかに戦争の対義語として平和を上げている書籍もあるみたいだけど、対義語ではない派の意見をまとめると

「平和」・・・状態 (対義語:混沌・混乱)

「戦争」・・・手段 (対義語:話し合い)

と、そもそもの言葉の表しているものからズレている状態。今はこの平和を訴える人たちが、「戦争反対」と言ってるけど、戦争に反対しても、混沌が続けばそれは平和ではなく、むしろ、戦争の結果として秩序が保たれれば、実は平和になってしまう。(いや、殺し合いとかいやだけどね。創造的じゃないし)

 

この状況って、会議でよくある光景に似ている。用語の定義がズレている会議だ。そもそもの定義が違ってるんだから、議論がかみ合わない。混沌以外の何者でもない。話し合えば話し合うだけ、混沌が進む結果に・・・。

 

だから、そんな定義の決まっていない話し合いなんて、無駄。平和の定義を決められない人たちがどれだけ話し合っても、戦争のない世界が平和なのか、人々が争わない世界が平和なのか、秩序だった世界が平和なのか。100人いれば100通りの平和が存在する状態。まさに混沌。

僕らはこんな混沌とした時代に生きていくのだから、GHQが統制をしていた戦後とどちらが「平和」なのでしょうか?

【17日目】原点

僕は今、ブライダルカメラマンとパソコンの訪問サポート、2つの仕事をしている。

他にも、映像もやれば、PA(音響)もやれば、来年にはテレビ音声の仕事も入ってるし、微妙に福祉の仕事(全く福祉とは思ってないけど)も関わってれば、冬はスキーのインストラクターもやってる。

 

今日は、その中でメインの仕事、カメラマンとPCサポート、この2つの原点について書こうと思う。

 

実はこの仕事の原点は一緒だったりする。

それは、小学校5年生(1997年)の時のこと。当時の担任が勧めてくれた「デジカメ探険隊」という県?主催の企画に参加したことだった。この先生とは、ミニバスの指導者としてもお世話になっていて、父とも仲がいい。なによりも、今でもスキー学習で会うと話をする、とっても良い(当時はそう思えなかったけど)先生だった。

この先生には、不思議と適性を見抜く力があるようで、その先生の鶴の一声で決まった役回りで、進学をした人間もいるから不思議だ。

話は「デジカメ探険隊」に戻るんだけど、これは、当時まだ珍しかったCASIO QV11というデジカメを使って写真を撮ってWebでアップしようという、今じゃその変のパソコン教室でやっているような内容だけど、当時としては最先端。結構ぶっ飛んだ企画だった。

何がぶっ飛んでるかって、デジカメは「永久貸与」つまり実質プレゼントだから今でも家にあるし、当時はブログも無いから、オーサリングソフトも使わずタグを手打ちして公開するクレージーさ。それを小学生がやるっていう(HTMLの部分はテンプレがあるからはめ込むだけなんだけど)

 

このQV11って言うカメラ。11万画素で出力ファイルもJPEGじゃない。専用ソフトでコンバートが必要という代物。さらにメモリも内蔵しかなく、バッテリーも全く持たないって言うカメラだったりする。でも、当時デジカメなんて誰も持ってないし、フィルムのほうが性能が良かったから誰も見向きもしない。でも、とにかく面白いカメラだった。

 

そして、その画像をWebで公開した事がきっかけで、自宅にインターネットが来たのだ。一度タグの書き換えを覚えてしまうと、HTMLを触り始めるまでに長くはかからず、HTMLを触れるぶっ飛んだ小学5年生だった。当時はCSSやJavaも無く、Flashがあるか無いかくらい。非常に面白い時代だった。まだ、ホームページを公開していない企業もあったくらいで、先生なんて誰一人理解してくれない。

でも、Webにアップすると世界に発信できる。こんなに面白いツールはないと電気が走ったのは言うまでもない。

 

自分の原点は、あの日の担任。今度会ったらご飯でも誘おう(もちろん接待交際費で)

【16日目】方言

今日、話の流れで、どの地域の方言が可愛いかって話になった。本当に方言は女の子を可愛く見せる。

富山じゃきっとウケないけど、東京あたりに「方言キャバクラ」ってのを出せばソコソコ売れそう。色んな地方の女の子を雇って、お客さんと会話させるって方法。懐かしさってのもあるだろうし、好みの方言を見つけたら指名料なんかも入るだろうし。
(これ原案では方言カフェにしてたんだけどね)

そんな自分も普段仕事をしていると、結構うまく方言を使い分けてる。相手に合わせてだけも、全く方言を使わないときと、活用しているときと。

方言を使うのは年輩の客層。これが結構ウケる。標準語で話すよりも良い。
かと言ってやりすぎもアウトなので、適度に押さえておかないと、サービス業としては失格だったりもするんだけど。