【17日目】原点

僕は今、ブライダルカメラマンとパソコンの訪問サポート、2つの仕事をしている。

他にも、映像もやれば、PA(音響)もやれば、来年にはテレビ音声の仕事も入ってるし、微妙に福祉の仕事(全く福祉とは思ってないけど)も関わってれば、冬はスキーのインストラクターもやってる。

 

今日は、その中でメインの仕事、カメラマンとPCサポート、この2つの原点について書こうと思う。

 

実はこの仕事の原点は一緒だったりする。

それは、小学校5年生(1997年)の時のこと。当時の担任が勧めてくれた「デジカメ探険隊」という県?主催の企画に参加したことだった。この先生とは、ミニバスの指導者としてもお世話になっていて、父とも仲がいい。なによりも、今でもスキー学習で会うと話をする、とっても良い(当時はそう思えなかったけど)先生だった。

この先生には、不思議と適性を見抜く力があるようで、その先生の鶴の一声で決まった役回りで、進学をした人間もいるから不思議だ。

話は「デジカメ探険隊」に戻るんだけど、これは、当時まだ珍しかったCASIO QV11というデジカメを使って写真を撮ってWebでアップしようという、今じゃその変のパソコン教室でやっているような内容だけど、当時としては最先端。結構ぶっ飛んだ企画だった。

何がぶっ飛んでるかって、デジカメは「永久貸与」つまり実質プレゼントだから今でも家にあるし、当時はブログも無いから、オーサリングソフトも使わずタグを手打ちして公開するクレージーさ。それを小学生がやるっていう(HTMLの部分はテンプレがあるからはめ込むだけなんだけど)

 

このQV11って言うカメラ。11万画素で出力ファイルもJPEGじゃない。専用ソフトでコンバートが必要という代物。さらにメモリも内蔵しかなく、バッテリーも全く持たないって言うカメラだったりする。でも、当時デジカメなんて誰も持ってないし、フィルムのほうが性能が良かったから誰も見向きもしない。でも、とにかく面白いカメラだった。

 

そして、その画像をWebで公開した事がきっかけで、自宅にインターネットが来たのだ。一度タグの書き換えを覚えてしまうと、HTMLを触り始めるまでに長くはかからず、HTMLを触れるぶっ飛んだ小学5年生だった。当時はCSSやJavaも無く、Flashがあるか無いかくらい。非常に面白い時代だった。まだ、ホームページを公開していない企業もあったくらいで、先生なんて誰一人理解してくれない。

でも、Webにアップすると世界に発信できる。こんなに面白いツールはないと電気が走ったのは言うまでもない。

 

自分の原点は、あの日の担任。今度会ったらご飯でも誘おう(もちろん接待交際費で)

2015年8月14日 kaneyan 未分類 No Comments

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