【21日目】AdWordsの鬼畜仕様

Googleの広告サービスのGoogle AdWords。

 

これが結構鬼畜。

 

というのは、アカウント1つあたり、AdWordsアカウント1つとしかリンクできない。しかもリンクしているAdWordsアカウントの削除も出来ない。

 

何が困るって、共同で数字を見ながら作業をしたいとき。コンバージョン率とかクリック数とか単価とか見ながら動かして行きたいのに、個人のアカウントを他の個人のアカウントと関連付けると、別の広告が打てなくなってしまう。あくまで僕はコンサルタント的な関わり方。僕自身のアカウントでも将来的に広告を入れる可能性があるから、それだけは避けたいところ・・・。

Googleのほかのサービスは複数のアカウントで共同作業できるのに、AdWordsだけが出来ないとか・・・。

【20日目】法人成りすること

僕らくらいの規模の個人事業主だと、はっきり言うと法人成りするメリットは年間数万円~数十万円程度の税金が浮くメリットしかなかったりする。むしろ経理の手間が増えたり(特に白色の人は)、設立にお金がかかったり、(まずありえないが)赤字でも法人税を払わなければいけなかったりと、メリットよりもデメリットの方が多くて、個人の方が楽ということも多い。

 

今日、話をしていた思ったのは、「法人成りはメリット・デメリットで考えてはいけない」ということ。

極端な話、僕の仕事はエンドユーザーと直接仕事をしているわけではない。間に何社か入っているのだが、僕の直前に入っている(請求書を発行している)会社は、個人事業だったりそれに近い株式会社だったりする。もし、その取引先の代表に何かあったときに、自分の仕事が確保できるかが重要なポイント。

そんな時に株式なら名目上も契約上も、何も問題なく事業を継続できるけど、もし個人だと、口座が凍結されてて事業に必要な資金を動かせなかったり、契約書上個人との契約だから仕事が一時ストップしたりするリスクが高い。

 

だからこそ、自分の代で終わってもいいと思う仕事なら個人事業にすべきだし、そうでなければ(下に従業員や取引先があれば)メリットは少なくとも法人成りすべきだと思う。僕個人はきちんと法人成りしたうえで事業を行って行きたいと思うんだけど、それと同時に今の取引先のうち、株式会社の方は僕が無報酬の取締役になって最悪に備えるべきだと思うし、現在個人事業の取引先にも法人成りを促して(というかこの事業継続の話をしたらメリット以上に検討する価値があると言ってたし)、こちらにも取締役として参画しようと思う。

 

実際に法人成りすると、会社の財布と個人の財布を切り離せるからお金の流れもわかりやすいし、総勘定元帳とかバランスシート(貸借対照表)を追えば大体の仕事の流れはわかるしね。

【19日目】頭のいい人

僕は学歴こそ大卒じゃないものの、高校のブランド力、それも学科のブランド力が相当強くて、富山県民ならほぼ一発で覚えてくれるレベルだったりする。

僕にしてみれば、適当に勉強して、適当に入れたのがたまたま富山県の御三家といわれる高校の、理数科と呼ばれる7クラス中1クラスしかない変な学科だったのだ。この間その話をしていたときに、「探求科学科」になってレベルが落ちたとも言われたし、人気がなくなったとも言われた。たしかに、理数科でも理系に進学する場合には有利なんだけど、文系だとちょっと大変だったりもする。でも、今でも「理数科」の名前は、時計で言えばロレックス、車で言えばベンツ、酒で言えばドンペリくらい、誰でも知ってるし、誰にでも通用する(実際はロレックスにしても自分の価値観だとApple Watch以下だし、ベンツよりも高い車は無数にあるし、ドンペリだってそうだ)だから、行きたくて行ったというよりは、県内でそこしか行きようがなかったと表現する方が正解。だから、辞めるときも全く抵抗なし。

 

それでも、そんな「理数科」の人間・全員が「頭がいい」か、と言われれば決してそうではない(あくまでも主観)むしろ、学歴云々を飛び越えて、頭のいい人たちはたくさんいる。僕のお取引先様なんて、そんな人の集まりだし、そう感じられない人とは付き合わないようにしている。僕は頭のいい人と話をするのが好きだ。それが自分にとって一番ストレスがないから。だから、スナックに行ったり、キャバクラに行っても、話しをしていて全然楽しいと思えないのだ。

では、何がその「頭のよさ」を決めるのか。その要素をまとめると、「考える癖」にあるのではないかと思う。もっと平たく言えば、思考が動いているか停止しているか。ここに尽きると思う。

 

学校のテストだと、正直、どちらでもなんとかなる。考えなくても問題は解けるし、暗記という奥の手がある。僕は正直暗記が苦手で(というより好きじゃない)記憶力が悪いわけでは決してない。むしろ良すぎて、昔のいやな事も忘れる事が出来なくて、結構苦しかったりもする。

暗記力がすごくても、思考力に乏しい人間は、まずアウトプットが出来ない。受身の仕事しか出来ないし、むしろ受身の仕事をさせたい人間には思考停止した人間が都合がいいくらいだ。企業もこういう人間のほうが都合がいい。僕みたいにあれこれ考えて、上司に物言う人間は煙たがられて当然。

 

思考力の根幹を成すのは、実は自然科学的な要素だ。夜になると星が見えるのはなぜか?なぜクーラーは冷えるのか?身の回りには簡単な事から、複雑な事まで、実に多くの疑問が眠っている。大人になるにつれて、だんだんとそれらを都合よく無視するテクニックを覚え始める。というか、無視しないと情報を捌ききれなくなる。

捌ききれなくてもいい。不思議な事があれば、徹底的に極めればいい。

僕の周りの頭のいい人には、そんな共通した習慣があるような気がします。