0311再起動 君たちに東日本大震災後の世界を託す
本を読むだけでは、本当に理解した事にならないのではないか。
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あの、ライブドアの元社長、ホリエモンこと堀江貴文さんの本です。
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先日、東京大学へお邪魔した時に聞いた話です。
正確には、診察料が掛からないらしいですね。
薬代とか検査料は掛かるみたい。
学生にとっては勉学が仕事。
それに集中出来なくなる要因は排除したい。
そうなると無料なのも納得出来ます。
東京大学ってとんでもない大学です。
大学って所には仕事以外では行った事がないのですが、
東京大学ってのは別格だと感じてしまいます。
例えば敷地面積。
東京大学の施設全てを合わせた面積は、日本の国土の0.1%になるらしいです。
(演習林って言うカラクリはあります)
正確な面積は判りませんでしたが、東京のど真ん中に、新宿中央公園の2~3倍の(富山県民ベースで言えば、常願寺公園より大きい)キャンパスがあるのです(本郷キャンパスのみ)。
それ以外にも植物園や、駒場キャンパスももちろん。
(固定資産税がいくらになるのだろう?って思った自分は小さい人間です)
学生数は合計3万人弱。
しかも、大学よりも、大学院の方が学生数が大きく、
さらに本郷キャンパスにいるのは3年生以上です。
ビルみたいな建物がいくつもあります。
思うに、この大学の強さって、外部から得られるお金にあると思うんです。
あるいは、大学そのものが生み出せるお金と言うか。
考えてみると、日本って少子高齢化してるんです。
大学にしても、専門学校にしても、全入時代がやってきています。
そうなると、大学が学生に、お金を払ってきてもらう時代が来るんじゃないでしょうか?
学校でしか出来ない、潤沢な資金力や、研究設備、学生さんなどの大学の資産を企業に利用して貰うことで、利益を得る事もありだとは思います(ただし、倫理的な規則は必要です)
あるいは、京都大学なんかでは、IPS細胞関連の特許専門部署が立ち上がったという話を聞きました。
それは、専門学校にとっても無縁ではありません。
別に学費を「無料にすべし」と言う事ではなく、
営業して、仕事を取って「企業の事業を圧迫しろ」と言う事でもないです。
第一プロ論との整合性が取れなくなるので、やらない方が良いです。
例えば、資格取得のための勉強会の開催でも、
新入社員教育でも、お金を生み出す方法は沢山あります。
あるいは、場所貸しでも良いんじゃないでしょうか?
さて、困った事になっています。
自分の気持ちがわからない。
今、母校が教職員を募集しています。
最初は、自分の現場経験の無さが申し訳なく、お断りしてたんですが、
学校って先生が一方的に教える場でしょうか?
スキー学校のインストラクターをやっている私としては、
研修で教わっている時よりも、
生徒さんに教えている時の方が、自分の成長が感じられます。
(いや、ホントはダメですよ。でも、偉い先生方も例外無く言われる事です)
現場経験だけじゃなくて、色々やってきた事が生きるんじゃ無いかなとも思います。
制作も技術も。
座学も実技も。どっちも、少しずつやってるんです。
今の先生方を見た時に、確かに「若返り」のタイミングが来ているんだと感じます。
やっぱり、会社的な組織である以上、年齢と役職はだいたい連動します。
優秀な教員の先生が、管理職へ、別部署へ異動されます。
結果的に、グループ校や入学相談と行った部門へ人間が流出して、一時期よりも手薄観があります。
そして、大学がその典型的な例だと思うのですが、学校の役割も、教育機関である以上に、研究機関となって行くべきなのかなとも思います。
エンジニアとしては、研究と言うか、フィールドワークで学べる場でもあるのです。
母校は自慢じゃないですが、機材が充実してます。
(出来れば学食も充実させて欲しかったけど…)
そこら辺の音響屋さんよりも充実してます。
私が思うに、学校もビジネスです。
特に専門学校は思いっきり、ニッチな市場を狙って行っています。
確かに生徒さんから授業料を頂いて経営して行くのも手ですが、
例えば、今、現役でやってる人向けに開講出来る気はします。
別に音響の事だけじゃ無くても、学ぶべき事って多いと思うんです。
そういった、卒業生だけじゃない、ニッチなところに向けて動いてみると、反応があると思うんです。
また、客観性を持ってコンサルティングする事も出来ると思います。
例えば設備投資計画(機材購入)、機材開発、広告のデザイン、広告方法など
学校の持っている資源を活用する事で、もっと展開が出来るんじゃないでしょうか?
そう考えて行くと、少し起業は遅くなるけど、一度、情報の集まる東京で仕事をするのも手かなと思いました。