東京大学の学生は、無料で病院に行けるらしい。

先日、東京大学へお邪魔した時に聞いた話です。

正確には、診察料が掛からないらしいですね。
薬代とか検査料は掛かるみたい。

学生にとっては勉学が仕事。
それに集中出来なくなる要因は排除したい。
そうなると無料なのも納得出来ます。

東京大学ってとんでもない大学です。

大学って所には仕事以外では行った事がないのですが、
東京大学ってのは別格だと感じてしまいます。
例えば敷地面積。
東京大学の施設全てを合わせた面積は、日本の国土の0.1%になるらしいです。
(演習林って言うカラクリはあります)
正確な面積は判りませんでしたが、東京のど真ん中に、新宿中央公園の2~3倍の(富山県民ベースで言えば、常願寺公園より大きい)キャンパスがあるのです(本郷キャンパスのみ)。
それ以外にも植物園や、駒場キャンパスももちろん。
(固定資産税がいくらになるのだろう?って思った自分は小さい人間です)

学生数は合計3万人弱。
しかも、大学よりも、大学院の方が学生数が大きく、
さらに本郷キャンパスにいるのは3年生以上です。
ビルみたいな建物がいくつもあります。

思うに、この大学の強さって、外部から得られるお金にあると思うんです。
あるいは、大学そのものが生み出せるお金と言うか。

考えてみると、日本って少子高齢化してるんです。
大学にしても、専門学校にしても、全入時代がやってきています。
そうなると、大学が学生に、お金を払ってきてもらう時代が来るんじゃないでしょうか?

学校でしか出来ない、潤沢な資金力や、研究設備、学生さんなどの大学の資産を企業に利用して貰うことで、利益を得る事もありだとは思います(ただし、倫理的な規則は必要です)
あるいは、京都大学なんかでは、IPS細胞関連の特許専門部署が立ち上がったという話を聞きました。

それは、専門学校にとっても無縁ではありません。
別に学費を「無料にすべし」と言う事ではなく、
営業して、仕事を取って「企業の事業を圧迫しろ」と言う事でもないです。
第一プロ論との整合性が取れなくなるので、やらない方が良いです。

例えば、資格取得のための勉強会の開催でも、
新入社員教育でも、お金を生み出す方法は沢山あります。
あるいは、場所貸しでも良いんじゃないでしょうか?

2011年11月3日 kaneyan ブログ No Comments

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