矛盾と先生。

さて、困った事になっています。

自分の気持ちがわからない。
今、母校が教職員を募集しています。

最初は、自分の現場経験の無さが申し訳なく、お断りしてたんですが、
学校って先生が一方的に教える場でしょうか?

スキー学校のインストラクターをやっている私としては、
研修で教わっている時よりも、
生徒さんに教えている時の方が、自分の成長が感じられます。
(いや、ホントはダメですよ。でも、偉い先生方も例外無く言われる事です)

現場経験だけじゃなくて、色々やってきた事が生きるんじゃ無いかなとも思います。
制作も技術も。
座学も実技も。どっちも、少しずつやってるんです。

今の先生方を見た時に、確かに「若返り」のタイミングが来ているんだと感じます。
やっぱり、会社的な組織である以上、年齢と役職はだいたい連動します。
優秀な教員の先生が、管理職へ、別部署へ異動されます。
結果的に、グループ校や入学相談と行った部門へ人間が流出して、一時期よりも手薄観があります。

そして、大学がその典型的な例だと思うのですが、学校の役割も、教育機関である以上に、研究機関となって行くべきなのかなとも思います。
エンジニアとしては、研究と言うか、フィールドワークで学べる場でもあるのです。

母校は自慢じゃないですが、機材が充実してます。
(出来れば学食も充実させて欲しかったけど…)
そこら辺の音響屋さんよりも充実してます。

私が思うに、学校もビジネスです。
特に専門学校は思いっきり、ニッチな市場を狙って行っています。

確かに生徒さんから授業料を頂いて経営して行くのも手ですが、
例えば、今、現役でやってる人向けに開講出来る気はします。
別に音響の事だけじゃ無くても、学ぶべき事って多いと思うんです。
そういった、卒業生だけじゃない、ニッチなところに向けて動いてみると、反応があると思うんです。

また、客観性を持ってコンサルティングする事も出来ると思います。
例えば設備投資計画(機材購入)、機材開発、広告のデザイン、広告方法など
学校の持っている資源を活用する事で、もっと展開が出来るんじゃないでしょうか?

そう考えて行くと、少し起業は遅くなるけど、一度、情報の集まる東京で仕事をするのも手かなと思いました。

2011年11月2日 kaneyan ブログ No Comments

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