毎年この時期になると。

どう滑れば良いのか悩んでる私。

mixi日記をみながら笑いそうになりました。

毎年悩んでいます。

今年の目下の悩みはスキーブーツのインナーのヘタり。
今使っているのは、2011年のノルディカ ドーベルマン ワールドカップ130(2シーズン目)

まだ2シーズン目の始まりなのに、インナーがヘタってご臨終です。
そのせいで、かかとが浮き上がるんです。

バックルを締めれば痛くなるし……。
レッスンぐらいなら、別にバックルは緩めてても問題ないのですが、
マジで滑りたい時に足下の安定感がありません。

今年は、足首の感覚がテーマかなと思ってます。
一応、毎年テーマを決めて滑ってるんです。

かと言ってテーマの為に、ひたすら練習する訳ではなく、自分が決めたテーマについて、「発見」することを大切にしています。

他の人の滑りを見たり、レッスンをしたり、あるいは自分が研修に参加したり。そんなことの積み重ねで、テーマについて考えて行きます。

と、言うかテーマにこだわるよりも、色々やってみる方が近道だったり、近道でなかったり。

当たり前のことだけど。

スキーのインストラクターをやっていて、色んな子供のレッスンをしていて思うのは、
子供って年齢だけでははかれない難しさがあると言う事。

それは関節の固さであったり、体力であったり、性別であったり、性格であったり。
あるいは過去の運動経験や、道具のことまで。
そんなことを全部考えながらやってて、思い出すのは、
スキーの教程にある「個人的特性の把握」と言う項目の事。

先日、妹たちの元担任で、特別支援教育をやってこられた先生とお話していた時に、
「特別支援教育って何ですかね??」と、問いかけたら返って来た答えが、
「結局のところはね、一人一人の個性を大切にしましょうってことですよ」と。

スキーの世界ではこうした特別支援教育的な発想がずっとなされていて、
最近は、1人のインストラクターで2人の生徒さんしか見ない事が多い(団体を除く)
確かに。2時間という時間で把握出来るのは3人が限界だと思います。

一応、お金を頂いている以上は、それなりの結果を残さなければいけない。
上達はもちろんの事、生徒さんの満足度も、親の満足度も上げないと……。
まあ、結局のところは「楽しんで」もらえるかどうか。

そうやって生徒さんが楽しんでくれれば、10年後また戻って来てくれる可能性がある。
自分はスキーも雪も楽しくて大好きなので、そんな仲間を増やしたいと思うしね。

非常にニッチな業界ではあると思うけど、先の特別支援教育に絡めて言うならば、
障がい専門指導員って言うジャンルが有っても良いよなぁ。
この指導員業界を細分化して行くと、資格上は
認定指導員→準指導員(今ココ)→指導員→専門指導員って言うヒエラルキーなのだけど、
この専門指導員はまだ認定されていないし、今のところレースとモーグルの指導員になるらしい。
確かにその技術の高さは要ると思いますが……幅は要りませんか??

逆に、そのマニアックなニーズと、障がい専門指導員とどちらがニーズが高いか。
そして、どちらがスキーの底辺を広げることに寄与するのか。

もっと言うなれば、自分はそのニッチなところで頑張れば、
面白いのかなと思う今日このごろ。

お金の使い方

稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?
亀田 潤一郎
サンマーク出版
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自分が起業を考え始めたきっかけにもなった本。

「迷信」は信じるつもりは無かったのですが、これには納得させられました。
結局の所、1円の浪費を戒め、100万の投資を惜しまないこと。
これに尽きます。

いままでに、様々な経営者の方と会ってきました。
投資の上手な方も、下手な方も。
色々いらっしゃいます。

でも、大切なのは「納得」して買う事だと思うんです。
決して値段の高い・安いではない。
これが仮に売る側でもそうです。
お客さんに納得して買ってもらう。
大切な事です。

今は、サラリーマンとして働いています。
今の職場の待遇について不満に思った事は無く、むしろ周りと比べると幾分かは良いのかなと。

でも、人生の最終目標って物を考えると、心の豊かさって大切だと思うんです。
金銭的な豊かさを否定するつもりは無く、心の豊かさとも無関係ではないと思っています。
でも、休みになればパチンコに行くだけ。
会社では愚痴ばっかり。
こんな人ばっかりの会社って……、一緒にいて辛いです。

自分も最近はボランティア活動や色んなイベントに参加して、おかげさまで気持ちがすごく満たされているんです。

特に、こういう社外での活動を否定されるのは辛い。
それ以上に、この状況、会社のお金の使い方の下手さが原因でないかとも思えてしまう。

人員計画が無計画。
ピンチになってから社員を採用するから「良い人材」がなかなか来ない。
そして、繁忙期には派遣社員で現場を回せば良いと思っているから、技能や経験の形成もされない。
確かに、繁忙期だけ100万円で人を1人雇うのと、年間300万(会社の支払いとしては600万??)で社員を1人雇うのとでは違うと思います。でも、派遣社員の100万円は帰ってきません。社員を雇用する300万円は投資する価値があると思うんです。

こういうことを反面教師にして勉強させて頂いています。