仕事をしていると、「遅いパソコン」に出くわすことがある。遅いパソコンを使ってる人とは、きっとお友達になれないだろうなって思ってしまう。
理由は簡単。どれだけ自分の時間を無駄にしているのか。パソコンの起動やアプリの起動にも時間がかかれば、ネット一つ使ってもブラウズも遅い(これが原因なのに回線速度云々言うお客様もいるけど、そういうときには自分のPCで性能差を見せると黙る)
自分の仕事でも一日何回もパソコンを起動するし、画像のセレクトなんかをしてると、PCのスピードが遅いとホントにストレスが溜まる。動画の編集なんかをしようもんならもっとだ。
もろもろやってて、自分の仕事時間が一日5分違うだけでも大きい(5分なんて少なく見積もりすぎなぐらい)、年間200日使えば、1000分=約16時間半。これだけの差が出る。
てっとり早く実現しようと思えば、単純にSSDだ。一度SSDのスピードを体験してしまうと、HDDには戻れない(それでもストレージ系はHDDだけど)店で販売するパソコンにSSDを積んでるだけで、減税対象にしても良いくらい。それくらい、SSDとHDDとの差が大きい(時間差と消費電力で、どう考えてもエコ)
ちなみに・・・一口に遅いパソコンと言っても、いろんなパターンがある。
- そもそもCeleronやAtom、Core世代以降のPentiumなどの低スペックなパソコン
- 年数の経過に伴うもの
- HDDの物理障害など、故障が伴うもの
- リフレッシュ(中古)PCなど、そもそものスペックが時代遅れなもの
だいたいはこの4類型(複合型もある)
最初のパターンは、購入するときにケチったパターン。大体国産メーカーのもので10万円、海外メーカーで7万円を切ってくると怪しい。せめてCore i3とかにしておけば・・・って言うパターン。
2番目のパターンは、WindowsでもMacでもあるけど、経年でOS自体がちょっとおかしくなってるパターン。リカバリーが必要。
3番目のパターンは、これも基本は経年劣化だけど、出荷状態で起こることもある。起動はするけど、遅い。修理が必要なパターン。
最後のパターンが・・・実は一番多い。Windows xpの時代に官公庁・企業に大量導入されたPCのリースアップ品にWindows7を入れてるもの。光回線の勧誘でプレゼントしてくれることも多い。問題は大量導入されたものなので、例外なくスペックが低いし、時代が古すぎる。シングルコアのCeleronに、1GBのメモリ。xpなら良いかも知れないけど、7だと辛すぎ。よくこれにやられる。あと個体差もデカイ。官公庁ではたまに、「予備機」って言って、ほとんど使ってないパソコンがあったりもするし、パソコンを使えない職員に割り当てられてるパソコンはそもそもの使用時間が短い。官公庁・企業だと電源入れっぱなしにしてる場合も多いから、ランニングタイムそのものも長いから、残りの寿命も短い。