【69日目】シンプル

僕の理想。それは限りなく「シンプル」な生き方。

世の中がどんどん複雑になっていく中で、その対応や生き方もどんどん複雑になっていく。それが嫌だ。

 

いろんなことを同時に抱えると、どんどん頭の中がゴチャゴチャになってくる。自分の部屋もそうだ。でも、仕事でもプライベートでも最適解はいつもシンプル。だから、生き方や考え方もシンプルで有ればあるほど望ましいと思うのだ。

実は今日はスティーブ・ジョブズの命日でもある。僕がちょうど起業を目指した4年前(2011年)の今日だ。

どれほどの思想的な影響を受けたかは言うまでもない。日常生活への影響もそうだ。ただ、シンプルなだけじゃ無い。研ぎ澄まされた無駄の無いシンプルさが大切だと思うのだ。

【68日目】八分目

何事も八分目くらいがちょうど良い。お酒もご飯も、お仕事も。

満腹にすることは簡単。だけど、満腹にすると予期せぬデザートを楽しめない事もある。余裕が無いから、結果的に損した気分になる。

だから、計画段階では満腹にするよりも八分目で良い。お腹いっぱいだと走れないし。そんなバランス感覚を持ってる人は素敵だと思う。

物や情報が溢れる社会だからこそ、厳選すること、取捨選択すること、原点に立ち戻ること、客観的に見ること。そんな事が大切だと思った、今日この日。

【67日目】弘法筆を選ぶ

弘法は筆を選ばなかったんじゃない、筆の癖を知り尽くしてたんだ。そう思った今日の撮影。

カメラには1台1台、カタログ性能上の違いがある。なぜそうなるのか、機構上の理由もある。撮影は感覚でも出来るかもしれないけど、何故、そのパラメータにしないといけないのか、全て理由がある。写真はパラメータの組み合わせだ。構図でさえそうだ。全ては理論だし、類型だし、パターンだ。実は科学的・数学的な要素を含んでる。だから、誰にでも撮れる。だけど、そこには合理的な理由が存在する。

そう考えた時、弘法大師は筆を選ばなかったわけではなくて、筆の癖や限界を知り尽くしてたんじゃないかと。だから、限界まではその性能を引き出すことが出来る。

車の限界を知っているからこそ安全に運転出来るし、パソコンの性能の限界がわかってるからこそ諦めや妥協も出来る。そう思った今日の撮影。