【87日目】正解

仕事をしていると、何が正解なのか、迷うことが多い。

同じ正解でも、今日の正解と明日の正解。この2つの正解があったりする。

今日の正解は、今だけを考えた正解。明日の正解はこの先を考えた正解。売上を気にすると、ついつい前者の方をとりたくなってしまうのだけど・・・最近は後者を大切に出来る仕事をしたいと思うようになった。

正直「こちらのミス」でない以上はお客様から所定の作業料金を頂くのが正解だったりする。一時的にはそれで解決するかもしれない。でも・・・どちらのミスともいえないときもある。確かに「こちらのミス」でない以上は所定の金額を貰っても、誰からも非難はされないのだろう。

でも、明日の正解を考えたときには、「はっきり原因がつかみきれないので今日は無料で対応します」と対応したほうが良いなと思えるときがある。交通費や手間を考えると、売上ゼロは正直寂しい。でもグロスで考えると、この1件くらいは全然許せる数字だったりする。僕が狙うのはリピーターだ。今度はお互いが気持ちよく納得して取引できればそれで良いと思っている。むしろリピート率で日本一を目指したいとも思ってる。なぜなら、デカイ顔が出来るからだ。他社を参入させない根拠になるからだ。

だから、今日の正解は求めない事にした。明日の正解こそが本当の正解。お客様あっての仕事だ。事実お客様からは訪問から何ヶ月経っても電話が架かってくる。正直覚えてない事もあるけど、それだけチャンスがあるのだ。(コールセンターの対応が悪くてチャンスをつぶされそうにはなるんだけど・・・)

【86日目】クッションタイム

業界用語か?クッションタイム。意外とこの時間が大切だったりする。

クッションタイムとは、仕事と仕事の間の時間のこと。僕は仕事のスケジューリングをするときに、このクッションタイムを取るようにしている。それは、前の仕事が押しても、次の仕事に影響が出ないようにするという意味と、次の仕事の時間が迫った結果、前の仕事を雑にしないという意味があってのことだ。

クッションタイムは休憩時間でもある。運転と仕事ばかりだと疲れるし、コンビニでコーヒーを飲んだりする時間や、パソコンを開いてお客さんにアポ取りをする時間にもなる。もちろん上記のように、前の仕事が押したときにはこの時間で救われたりもする。だから、クッションタイムは必要なのだ。

全てにおいて、慣れてくるとある程度の時間の読みはできるようになるし、大幅に外れることも少なくなってはくる。でも、いざ予定が狂った時にこのクッションタイムが無いと辛い時がある。ブライダルなんかだと特に感じる。詰め込むのは簡単。誰にでもできるんだけど、適切なクッションタイムの設定ができてないと、ただあわただしいだけの披露宴になってしまう。

ただ、最近、それを取りすぎてるんじゃないかなって思う時もあって・・・。削ったら削ったであわただしくなるしなぁ。難しいラインではあるんだけど。

【85日目】実験中(その2)

8/30に投稿した記事(http://sha-cho.me/?p=174)の続き。要約すると最近ストロボのチャージが遅いのは、eneloopがヘタって来たからじゃないか。そうだ、復活させよう!という実験。

使ったのは単三電池が4本入るモバイルバッテリー。なぜ4本かというと、クリップオンストロボには電池が4つ入るんだけど、実は僕はこの電池のセットを固定しているから。2本にすると、放電状況が変わるから、それを避けるため。

で、そのモバイルバッテリーでスマホを充電しようという作戦。1回の撮影でメイン機2セット、サブ機1セットを使う配分なんだけど、試してみると使用済みの1セットでiPhoneをフルチャージできる感じ。

他のガラケーとかAndroidのスマホでも試したけど、iPhone5Sがベストだった。それは・・・電池の終止放電電圧付近になると、自動的に充電が止まるから。これは全くの偶然だけど、電池1本あたり、1.1V=4本で4.4Vくらいになると「このアクセサリーには対応していません」という文言が出て充電がとまる。Androidとかガラケーだとそうはならなかった。自動的に止まってくれないと、過放電になる可能性がある。ホントは1.05Vくらいまで追い込んでみたかったけど、測りながら充電するのも手間なので断念。

ちなみにUSB自体の電圧は定格5V。その10%までの電圧降下は許容する仕様のようだ。

さて、実験の結果は・・・ストロボチャージ速くなった!そして、最初は使用済みの電池1セットでiPhoneのフルチャージ1回もできない感じだったのが、1回半くらいはできるようになった。体感的には非常に良い。

 

というか・・・ストロボのチャージ時間は発光量にもよるところがあって・・・バンケットによっても全然違う。だけど、色かぶりを嫌って低ISO感度で撮ることが多いから、どうしてもストロボとバッテリーに負担をかけてしまう。だけど、ストロボのチャージが間に合わなくて取り逃すのも怖いとうジレンマ・・・。今ネックなのはことしリニューアルしたばかりの会場。上にデカいシャンデリアがあって、その色かぶりが半端ない。来年には別の会場にもシャンデリアがつくらしい・・・。もうこうなったらコレ(http://www.nissin-japan.com/powerpack_ps8.html)かな??個人的には600EX-RTのカラーフィルターも試してみたいんだけど(当然フィルターかました分だけガイドナンバー下がるけど、その分だけISO感度あげても色かぶりしないかなって。)