【88日目】段取り

先日電話での会話。「写真は準備」準備が不十分だと、初歩的なミスにも気づかないということ。

 

自分の性格上、いざ現場であわてることが嫌いなので、事前に調べられることは徹底的に調べていくタイプだ。そのうえで、「現場合わせ」で対応することも多々ある。実際に触ってみないと分からないからだ。マニュアルを覚える必要はないし、マニュアルの場所や、マニュアルのどの辺に書かれているかを把握する程度にしか見ていない。それも段取りだ。

お客様の家を回る前に、下調べしていくことも多々ある。特に立て込んでいる日は、住所がきっちり特定されて、住宅地図でお客様の名前を確認できるところまではしていく。これもパーフェクトじゃないけど、どこで時間が取られるかも大体予想できる。

撮影だって一緒だ。カメラを2台使ってて、進行が急で設定の変更が大きい時なんかは、1台は次の進行用の設定にしている(キャンドル演出⇒フォトラウンドの時)とか。あとは電池交換のタイミング。もっと如実なのは、レンズワークだって段取りだ。レンズワークをミスると結構痛い時がある(撮り逃すっていうレベルにはならないけど。余談だけど、この間ミスった・・・僕の撮影スタイルでは、通常メイン機は標準ズームつけっぱなしで絶対に交換せず(ゴミが入るから)、サブ機のレンズだけガンガン交換するんだけど、何を血迷ったのか、メイン機:標準ズーム、サブ機:広角ズームの状態から、なぜかメイン機の標準ズームを望遠ズームに交換した事件が・・・あの時はさすがに焦った)

段取りを怠ると痛い目にある。というか、ブライダルなんかは段取りが命だ。当日は仕上げだけ。仕上げだけを見て華やかな業界だけど、段取りがマズイと大変なことになる(ちゃんと段取りしてても、その通りやってくれない人もいるけど・・・)

どんな仕事でも一緒だとは思うんだけどね。

2015年10月24日 kaneyan 未分類 No Comments

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