【25日目】欠点

先日、機材を入れ替えてカメラ(Canon EOS 6D)のボディ(本体)が1つ余ってきた。仕事でどうしても必要なのは2台。それ以外は不要だと思っていて、売ろうと思っていた。

でも、ある方のFacebookをみて考え方が変わった。

 

「優しいカメラ・女性的なカメラ」

 

たしかに、そうだと思った。僕は今、こんな構成で撮影している。

<カメラ>
Canon EOS 5D Mark3 + BG-E11 ×2台

<レンズ>
(広角ズーム)Canon EF 16-35mm F4L IS USM(標準ズーム)Canon EF 24-70mm F2.8L II USM
(望遠ズーム)Canon EF 70-200mm F2.8L IS II USM
(標準単焦点)SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM(Artラインじゃない)

<クリップオンストロボ>
Canon 580EX II ×2台

仕事だけを考えるならば6Dが入り込む余地はない。ほとんどの性能面で劣っているから。GPSやWi-Fiなどの機能はあるけど、仕事では無用。仕事での必要性を感じないから、売ろうと思っていたのだ。また、電子ダイヤルが軽すぎて勝手に設定が変わるのが面倒で、仕事で使うリスクも感じていた。液晶の色味も個体差ではなく、6D全般に共通して、色温度が高く、実際の出力がわかりづらい(この辺りはターゲット層向けのチューンの要素が濃い)

 

でも、軽くて手の小さな自分には一番操作しやすいカメラだし、撮った画もやさしい。何よりも必要以上に物々しくならないし、1台でお出かけしたくなるカメラだということに気付いた時に、売るのをやめた。相手の欠点だけを挙げればキリがない。だったら、フラッグシップ機に行けばいい。でも、あくまでもプライベートで使うカメラ(仕事でも使うけど)これで十分なのだ。そう割り切った時に、このカメラを手元に残そうと思った。そう思うと、このカメラのいいところもたくさんあるところに気付いた。

 

人間関係も一緒だ。相手の欠点を見つけるのは簡単。だけど、相手の長所を見つけるのは相手を知らないと難しかったりする。欠点があるから、長所が光る。だから好きになる。

そこに気付かせてくれた、この子に感謝。

2015年8月22日 kaneyan 未分類 No Comments

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