【102日目】目線
今日は従姉妹の結婚式だった。完全プライベートで、いつもと違う挙式場へ。
プライベートとはいえ、招待状やオープニングムービー・ウェルカムボードの写真など、結構楽しんでかかわっていた(なぜならそのころ超暇だったから)
ゲスト目線に立つと、自分たちのいいところも悪いところも見えてくるから面白い。
学ぶべきポイントもあるけど、そうじゃないところも見えてくる。
会場としては、非常に良い会場だ。計算されつくしてる。成り行きで立てたわけじゃなくて、かなりの経験値の蓄積がないと、こういう設計にはできないと感心するばかりだ。たとえば、完全バリアフリーなところ。親族控え室から、ガーデン、チャペルに至るまで、段差が全くない。もちろんエレベーターは必要だけど、車いすでもほかのゲストと全く同一の導線を通れる。さらにほかの挙式場に比べて、階段の一段が低い。だからドレスでもおりやすいし、1段の幅も広い。前撮りに遊びに行ったときにも、このポイントは美容師さんと一緒に話をしていた「売り」だ。さらに、チャペルは外光は入るけど、直接二人に光が当たらない設計だ。だから、新婦さんだけが白とびしたりとか、逆光で撮りにくいとかそういうことは一切ない(と思われる。なぜならマニュアル調光だから、逆光でもあんまり関係ない。ただし、壁は白いので測光モード次第では1段くらい狂う)こういう光の入り方も、適当に建ててるわけじゃないからこそできる技。長年のオペレーションの経験値だと感じた。
シルバー(ナイフとかフォークとか)も一品ずつ出してくれるから、迷わないで済むし、テーブルの上がごちゃごちゃにならない。ヘタするとシルバーに圧迫されてテーブルが狭いなんてこともあるから、これは助かった。常にテーブルの上はすっきりしているのだ。食べ物の好みも把握してくれてて、ドリンクで最初白ワインを頼んだら、肉料理の前に赤ワインを勧めてくれたのも○だった。
人の批判はしない。自分だってペーペーだ。だからひたすら学ばせてもらうだけ。いいところも悪いところも。
ゲストにやさしい挙式場でございました。