夜景撮影

とある方に依頼された「夜景の撮り方」講座。
考えてみると、自分も夜景を撮った事がありませんでした。

理由は簡単。
三脚が無い(笑)あるんですが、面倒だなって。

冬は空気が澄んでいて夜景撮影にはぴったりの季節です。
コンパクトデジカメでも三脚があれば、ボチボチの夜景を撮る事が出来ます。
チャレンジしてみましょう。

まずは、呉羽の展望台へ。

(Tv(シャッター速度) 1/Av(絞り数値) 4.0/ISO感度 1600)

まずは比較的明るい時間帯の夜景から。
偶然にもボケてました。でも、こういうボカシで夜景撮るのも面白いなぁって認識。手ぶれのボケと、フォーカスのボケは別物。三脚の効果を実感。

(Tv(シャッター速度) 1/Av(絞り数値) 4.0/ISO感度 1250)

続いて少し暗くなってから。10万ドルって所でしょうか。

(Tv(シャッター速度) 1/Av(絞り数値) 5.6/ISO感度 640)

これは、撮った写真に加工してます。ホントならクロスフィルター入れて撮ればもっと良くなるんですが、手持ちのフィルターが無いので断念。でも、今使ってるレンズが72Φばっかりなので、買っても良いんだけどね…。

(Tv(シャッター速度) 1/Av(絞り数値) 3.5/ISO感度 1600)

心霊写真じゃありません。
セルフタイマーと1秒の開放で撮影中にイタズラしてみました。
つまり写ってるのは私。

(Tv(シャッター速度) 30/Av(絞り数値) 29/ISO感度 1600)

金沢森本インターに移動しての1枚。
デジカメの限界、シャッタースピード30秒で撮影(多分、レリーズ使えば開放も出来ると思うけど……)これ以上絞るのは難しいと思うので、減光フィルターが欲しくなる所です。

(Tv(シャッター速度) 1/30/Av(絞り数値) 3.5/ISO感度 1600)
金沢に移動しての一コマ。

やっとシャッタースピードが普通の写真になりました。

(Tv(シャッター速度) 4/Av(絞り数値) 5.0/ISO感度 1600)
広坂緑地(金沢城~香林坊へ行く途中)で撮影。
車が通るので、車の光の軌跡が残っています。

(Tv(シャッター速度) 4/Av(絞り数値) 8.0/ISO感度 1600)
同じく広坂緑地にて。

水×光ってヤバいです。大好きな組み合わせ。< br>

(Tv(シャッター速度) 2/Av(絞り数値) 3.5/ISO感度 200)
兼六園側から金沢城をバックにして撮影。
道を通る車のライトです。

(Tv(シャッター速度) 6/Av(絞り数値) 5.0/ISO感度 100)
時に偶然にもすごい物が取れる事があります。
奥にまっすぐ走っているのは車のライト。
手前でバウンドしているのが、人が手に持っているLEDライト。

(Tv(シャッター速度) 1/30/Av(絞り数値) 3.5/ISO感度 640)
21世紀美術館にて。

左はレストラン、右は展示スペース。
使っているライトの種類で色温度が違います。
温度の違いが面白くて撮ってみました。

(Tv(シャッター速度) 1/40/Av(絞り数値) 4.0/ISO感度 1600)


(Tv(シャッター速度) 1/10/Av(絞り数値) 3.5/ISO感度 1600)
共に香林坊で撮影。
画像に加工してます。
冬ですねぇ。

来週は、兼六園のライトアップがあるみたいです。

三脚も、高い三脚ほど良いなと思いましたが、無いよりはマシです。
しかも、何枚かは三脚なしで撮った画像もあります。
(レンズの手ぶれ補正が効いてると思いますが…)

例によって、ここでは全て公開出来ませんでした。
http://www.facebook.com/media/set/?set=a.174415652651438.41202.100002490129153&type=1&l=45ecdab7c4
で、公開しております。

「高瀬舟」から考える幸せって

日本で一番幸せな都道府県は?-法政大学が研究発表

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111109-00000039-minkei-l13

北陸3県が堂々のトップ3。
わが、富山県は2位となりました。

たまたま、高瀬舟を読み返す機会があり、幸福論について考えてみたくなりました。

森 鴎外
新潮社
売り上げランキング: 70853

「高瀬舟」という作品は、自分の中学の教科書にも載っているくらいのメジャーな作品。
当時は興味が無くて、記憶に残っていなかったのですが、読み返す機会があったのでその感想文を兼ねて。

「高瀬舟」と言う作品は、
島流しの護送をする妻子持ちのサラリーマンと、
弟を殺めてしまった兄のお話。(ざっくりと要約し過ぎですが……)

主人公は護送するサラリーマン(正確には奉行所勤めの公務員なんですが、今の公務員とは違う感じなので)。

主人公は、妻子もいて、自らの親と同居する身。
兄はと言うと、幼い時に両親を流行病で無くし、貧乏ながらも兄弟で助け合いながら生きている。病気で弟が働けなくなってからも、必死に働いていたが、ある日家に帰ると弟が自殺しようとしている最中。結果、幇助してしまった罪で、島流しに合ってしまう。
島流しに合うと言っても、島に流される訳ではなく、遠くに送られるという意味。

その生活資金として、お役所から200文を与えられ、仕事があり、拘留期間はタダで食事が取れる。

一方のお役人は、奉行所から暇を出される(=クビになる)ことや、大病する事を恐れながらも、蓄えがある訳でもない生活。お役人とは言いながらも、ギリギリの生活を送り、妻は実家から仕送りをしてもらって、生活を成り立たせている身。

その200文もお役人にとっては大きな金額ではないものの、罪人にとっては未だかつて手にした事の無いほどの大金。

自分の要約が恐ろしく下手なので、伝わっていない様な気がするのでちゃんと本を読んだ方が良いと思いますが……(iPhoneの青空文庫アプリで読む事が出来ます)

この状況、今の日本と似てませんか??

幸せってなんでしょう?
お金をたくさん稼ぐことでしょうか?
定職を持っていることでしょうか?

タイミングよく、考えさせられる本でした。

白川郷で。

昨日、白川郷へ行ってきました。
このごろ悩むことが多かったので、たまには忘れる事も必要かなと。
写真が多くてamebaでは限界があります。
で、見る事が出来ます。

紅葉が進みつつあります。こういう過渡期って好きなんです。

茅葺き屋根と、紅葉。

川の中にも。

ちょっとミスマッチな時代観ですが、白川郷や五箇山のすごいところは、

世界遺産で有りながら、人が住んでいるところ。

そして、その世界遺産を守るために自治消防組織が機能しています。

生活感あります。

エンジニアの目線ってこういう感じです(笑)

ここではピローブロックが使われていました。

グリス給油タイプですが、きちんとメンテナンスされています。

グリスがはみ出した跡からも、グリスニップルが新しい事からも伺い知れます。

これも、エンジニア目線。

アルミフレーム使ってるんだなぁと。