これからの予

久しぶりのブログ投稿です。

上映会から今日までなかなか時間が取れませんでした。

先週末は、スペシャルオリンピックス日本の第五回冬季ナショナルゲームにアルペンスキーのコーチとして帯同していました。
気温は低かったですが、次に向かう勇気と元気をアスリートに頂きました。
震災からもうすぐ1年。
福島はじめ東北の皆様は本当に大変な中、多くのボランティアの方が参加していたのが印象的でした。

そして、Facebookではお知らせしていましたが、とうとう今の勤め先を辞める事になりました。
体調不良も続き、これ以上今のお仕事を続けても、自分にとっても会社にとっても良い事が無いと感じたのが原因です。

上映会の協賛会社に申請して、断わられたにも関わらず、新聞・テレビに露出後に「そんな映画だったら協賛金の1万や2万円くらい出したのに。お前が内容を説明しないから悪いんだ」と支離滅裂な事を言われて頭に来ていたのもあります。
しっかり資料としてチラシも添付しました。それに今回の協力・協賛先からは1円も現金を受け取っていません。
貢献度から言えば、10万円くらい現金を貰わないと合いません。
その程度で「社会貢献」にはなりません。

また、今回のナショナルゲームの選手団派遣依頼を拒否したのにも頭に来ています。
元々の計画でメンテナンス日に行く予定だったにも関わらず「製造数が足りない」という意味不明な発言の趣旨も分かりかねます。
このままでは、倉庫から製品が溢れることは自明です。
閑散期に、たった1日有給を取る事も出来ない会社には興味がありません。
それに、その事につけて、仕事が出来ない社員の方が「休まない。休日出勤してくれる」という理由で評価されるのに納得ができません。

でも本質的には、先輩社員を見た時に、満身創痍で、人生の消化試合をするつもりは無いのです。
脳梗塞になり、言葉が不自由になったり、視覚に障害が残ったり、そんな状態で生きたくない。
あるいは、ヘルニアやら痔やらで苦しむのも嫌だ。
そんな方々の健康管理は、喫煙・飲酒。体調管理とは良く言った物です。
休みの日にはパチンコ。本当に人生の消化試合です。
このままシーズン終了を待つだけ。

とりあえず、この後は、
しばらくアルバイトやら派遣やらで働きながら、起業に向けた準備をしようと思います。
もちろん、異業種交流会やら、モーニングセミナーにも参加出来る時間も取れますし、
何よりも、来年韓国で行われるスペシャルオリンピックスのワールドゲームにコーチとして行くのが目標です。
この先2週間も休む事は出来ないでしょうし、でもこの2週間がどれだけの価値を持つのかは明らかです。
若いうちにチャレンジしたいと思います。

また、今年からスペシャルオリンピックス日本・富山の広報委員長に就任いたしました。
広報も、ソーシャルメディア活用やら、CMSを活用したサイト構築やら、
自立支援プログラム、財務対策など広報面でも体力を要求されそうです。
こちらも、本気で取り組んで行きたいので、この選択に後悔はありません。

なにがともあれ、前進有るのみです。

「きょうだいへ」 障がいの正しい理解と、障がい者の「きょうだいへ」贈るイベント

今、こんなイベントを企画しています。

映画「ちづる」の上映と、その監督赤崎監督をお招きしてのトークショーです。

私にも知的発達障がいをもった妹が2人(双子)います。
そんなつながりでこの映画に興味を持ちました。

監督の「障がい者を差別する言動が許せなかった。でも何も出来なかった」という言葉や、
「妹の事をどう説明していいか分からなかった」

という言葉に強く胸を打たれたからです。

もう、この映画を富山でやるしかないと思いました。
そして、とうとう実現にこぎ着けました。

映画の宣伝は上記のHPを見てください。

私がこの映画で面白いなと思ったのは、一見荒削りで雑な映像の中に、家族の良さ、登場人物それぞれの成長が描かれていた点でした。
兄である監督自身の成長、千鶴ちゃんの成長、そして、母の成長。

家庭の中で殺人が簡単に起きてしまう社会で、本当に家族ってなんだろうと考えさせられました。

そして、同時に「きょうだい」達に向けて、今監督と同じような悩みを抱えている人たちが集まれる場が欲しいなとも思いました
私も私でやはり「きょうだい」としての悩みを、今も持っています。

例えば、両親が死んだ後、彼女たちの後見人は自分です。
彼女たちの権利を代行することとなります。
現行法は結構極端で、公民権が停止されます。
彼女たちの生活もそうです。

そして、妹が病気になった時に、生殺与奪と言ったら極端ですが、緩和ケアをするのか、最後まで治療を諦めないのか。
こんな事を決めなければいけない時が来るかもしれません。
先に死んでも、自分の将来の妻や子供にお願いしなければいけないかもしれません。

これはまだまだ先の、極端な例なのですが、普通の家族ではあり得ない、普通のきょうだいではあり得ない判断をしなければいけないのです。

こうした悩みや過去の経験を昇華して、どうすれば障がい(私は最近「多様性」と言う言葉が適当だと思う)を正しく理解してもらうのか、その為の活動に繋げて行きたいと思います。

お忙しい中だと思いますが、ご来場お待ちいたしております。

カービングスキーってすごいね。

今日もレッスンしてました。

今日は、初心者3人に加えて、講師経験初日の先生と、普段ボードの先生の2人の合計5人の生徒さん(笑)を持たせて頂きました。

初心者レッスンの進め方を、初心者レッスンをしながら教えるという無茶をしながら、それでもなんとかやってました。
(もっとベテランの先生方に習ってよ……と思ったのは秘密で)

それにしても、カービングスキーって偉大です。
自分が持たせてもらった生徒さんの半数以上が、リフト1本目でターン出来るようになります。

半日でリフト4回、第一ゲレンデはへっちゃらに滑れるようになります。
一日の生徒さんが1人いましたが、最後にはパラレルターンになりかけていました。

カービングスキーの効果と言うやつでしょうか。

さてさて、この初心者3人の裏側ですが……
実は、この3連休、指導員研修会なるものをやっていました。

スキーの指導員資格を持ってる人は2年に1回受講義務がある。
(本当は今年受けなきゃ行けなかったんだけど、申し込みを忘れたのは秘密で……)
スキー人口が減っている為か、この指導員業界の中でも自分は最年少の部類です(多分富山県で3本の指に入る)

この指導員研修会、年齢順で区切られるので、必然的に一番下の班に。
この下の班が厄介で、富山県の強化選手ばっかり(笑)
しかも、スキー人口が減っていてあと10年は抜け出せないのじゃないかと言う不安も……。

いやいや…、そんなに上手じゃありませんから……。
自分の立ち位置としては、スキー技術の指導者じゃ無くて、スキーを楽しむ技術の指導者だと思っています。
出来れば班を分けて頂きたい(笑)

来年から真剣に適当な板で滑ろうとおもってるのにさ……。