捨てて捨てて捨てまくった話

仕事の時間に余裕ができたので、久しぶりに部屋の掃除をしてみた。

掃除機だけじゃなくて、必要なところは拭き掃除もして。思い返してみれば、昨年の8月以降・・・仕事が忙しかったり、スキーシーズンだったり、家庭のバタバタだったりで、ここまで時間かけて掃除できたのは本当に久しぶり・・・。

そして、今までは着手できてなかったけど、いらないものをどんどん捨てることにした。まずは自分の部屋から着手したけど、すっきり、ものがなくなった部屋はとても心地が良かった。

そんなこともあって、身の回りの物を整理しようと思ったのだ。

家が広いことが仇となって、自分の部屋以外にも、物をしまうための部屋と、さらに使ってないものが保存された部屋。この3つの部屋に大量の私物が保存されているのだ・・・。物をたくさん持つことは、精神的には安心感がある。「いつか使うかもしれない」「必要かもしれない」とため込んだけれども、いざ整理を始めてみると、同じものが複数あったり、使わない可能性が高いものが出てきたりと、正直驚くほどだった。

数時間の片付けで、全体の1/6くらいの物量を片付けただけでも、OA用紙で1000枚以上(紙リサイクルの袋2袋分)の紙と、2束のカタログや本、さらにゴミ袋1袋のゴミを処分することに成功した。中学校1年くらいからの、手紙や書類など、今まで10年近く見返すことのなかったものばかり。

もちろん、いい思い出になっているものもある。でも、その思い出は、その物にあるわけじゃないということに気が付いた。だから、どんどん物を捨てても、自分の記憶や経験値に残っているものがあれば、それで十分だし、記憶に残らない情報は必要な情報ではないし、本当に大切なことは自分の記憶に残り続けることに気付いたのだ。

よく、「断捨離」の本で言われること、捨てないと新しいものは入ってこない、というのはその通りだと思った。

事実、ここ数年、変化が少なくなりつつある(10代後半からの変化が激しすぎたともいえるけど・・・)特に自営業を始めて以降、物的にも心理的にも満たされていることが多かった。だから、少し自分自身をスリムにすることで、物に依存しない生活にしたいと思ったのだ。

また、必要以上のものを持つことのデメリットやロスも分かった。ものがあっても存在を忘れていたり、ものを探すことに時間を費やすことが多く、無駄に物を買ったり、時間を使ったりしていた。

かといって、決してミニマリストになりたいというわけではない。仕事をしていくうえで必要な道具もあるし、都会と違って必要なものがすぐに手に入る環境ではないからだ。

それでも、残り5/6。目標は、今、3部屋にまたがっている荷物を2部屋に集約することだ。そして、自室に荷物がない環境が理想だ。自室は常にきれいに。それが理想だと気づいた。

それもこれも、仕事の時間に余裕ができたからだ。正直仕事が暇になると、不安になる。そして、今までは無駄に時間を使っていた。仕事を伸ばす上で、大切なのは、忙しい時期にどれだけ働くかではない。暇な時期に、地味に稼ぐことでもない。暇な時期に、どれだけ種まきをできるかだ。この片付けも種まきの一環。まだまだ、暇な日は続きます。

2017年6月12日 kaneyan 未分類 No Comments

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