日本一メルセデス・ベンツを売る男―ザ・トップセールス 吉田満の販売術

久しぶりの書評。
今回は、日本で一番ベンツを売る男、吉田満さんの本。

この本のどこに興味を引かれたかと言うと「吉田満」と言うお名前(笑)
SON・富山の事務局長と同じお名前でした。
さて、そんなこんなで書評です。

ベンツと言えば言わずとしれた高級車です。今では、エントリーモデルのAやBは街中で頻繁に見かけます。Cもたくさんいます。
でも、この吉田さん、ほとんどがEクラス以上のベンツを売っていると。
Eクラスは安くても、600万以上、車格で言えば、クラウンやフーガ級、価格で言えば、マジェスタやシーマ級のお値段です。
少なくとも、富山の街中でEクラスを見ることは稀で、Sなんてスーパー稀少車種です。

そんなベンツを年間160台、2~3日に1台売ると言うのは、恐らく国産車のディーラーでも不可能なことだと思います。それを、ヤナセではなくて、一代理店の営業マンがやっているのがポイントです。

ベンツならではの売り方と言うのもあるし、顧客への提案力や、アフターケアも独特のものがありました。一般的な「営業マン」像には当てはまらないかもしれませんが、この営業マンから車を買いたいと思わせる魅力がありました。

別に、ベンツや、あるいは高級品に限らず、この営業スタイルは「あり」だと思います。
顧客の嗜好や、趣味、ライフスタイルに合わせてベストな一台を提案する。
こんなに細かなことまで?と思うところもあり、
ベンツ以外の車も?と思うところもあり。
でも、車で困ったら電話してみるかで、良いんじゃないんですかね?

営業のお仕事をしている人には是非読んでもらいたい一冊です。

2012年6月24日 kaneyan ブログ No Comments

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