今日、京都駅で不思議な事があった。

電車を待ってる時のこと。電車は編成や車両によっても停止位置が変わるので、ドアの位置をおしらせしてくれる電光掲示板がある。電光掲示板には、特急名や号車番号、自由席や指定席などが表示される。

当然その掲示板をみて並ぶんだけど…僕らの並んでた、少し離れた所にも別の列が…それは次の特急（1時間後）の列。僕らが一番最初に列に並んだ時、次の電車の方にいっぱい人が並んでる状況だった。

すると…次の電車の表示にどんどん人が並んでいったのだ。列車名を見れば違っているのは一目瞭然。自分の目よりも、他人を信じるという不思議な現象。

必要な情報は全部駅にある。駅の改札の掲示板には行き先ごとに表示されるし、ホームでも入ってくる順番に列車名が表示される。にも関わらず、多数が選んでいるものを、正しいと思いこむ。

情報を処理することや考えることをやめると、こうなるんだなと言うことが見れた貴重な体験。