【45日目】夢

寝ているときに見る方のやつです。

最近、自分にとって、とても幸せな夢を見ました。数年で叶えたい目標の一つを達成する夢。しかも今、一番ベストな形で。

普段あまり夢を見ません。でも、こういう夢って自分のモチベーションも上がるし、なによりも「正夢」にしてやろうと必死になります。夢と現実を判断する手段が無いように、夢で見た事も、現実に起きていることも、意外と脳が認識できなかったりします。だから、一度その幸せな状態を疑似体験してしまうと、その体験を追い求めるのかもしれません。

それでも、現実でも「叶えたい!」って思ってないと、こういう夢って見ないし。

 

逆に悪い夢を見るときもあります。仕事が忙しいときは悲惨です。

特に仕事で失敗する夢よりも、仕事に遅れる夢をよく見ます。時間が迫ってるのがわかってるのに、なかなかたどりつかない夢。忙しいとき・仕事が立て込んでいるときに限ってよく見ます。普段、スケジュールには人一倍余裕を持たせて、よっぽどのトラブルが無い限り、絶対に遅れないスケジューリングをしているので、そんな事は起こらないんですが、忙しいときにはその余裕もなくなってくるのか、そういう夢ばかり。

 

夢って面白い。

【44日目】五輪エンブレムの話

今更感が半端無いけど、この話。

日本は、物理的な「生産物」を生み出さない生産者にたいしての報酬が低すぎる。非常に曖昧な書き方をしたが、例えば知的財産の生産者(アーティストやクリエイター、プログラマーなど)に対しての評価・報酬もそうだし、コンサルタントや政治家・経営者に対してもそうだ。

 

後者は評価に対しての報酬を貰う(べき)人たちだ。評価が低ければ報酬も低くて当たり前だ。だけど、前者についてはわかりづらいし深刻だ。一応、僕らもその前者に入る仕事をしている。コンビニのアルバイトなら簡単だ。時間×時給が給料になる。

プロジェクト全体としてみれば、一生産者である以上は、仕事に対しての報酬は適正にもらわねければならない。というか決してタダじゃない。(僕らカメラマンもよくある)

僕らは仕事をしていく上でカメラが必須だ。意外と安いようで、高いし、消耗もする。だから、シャッターを1回切るごとに2円~3円のコストがかかっている。1回の挙式で1000コマきれば、2000円~3000円のコストだ。それに加えて自分の時給もある。仕事のあるときにしか仕事をしない僕らの場合、時給換算すると2500円~3000円のラインが適正だ。それを下回るようなら、はっきり言うと仕事じゃなくて、ボランティア的な要素が強くなる。というかボランティアじゃ食えないのが現実だ。

プログラマーだって、アーティストだって、消耗品や自己研鑽のための出費は数えればキリがない。そんな、コストを軽視されたらたまったもんじゃない。

 

とはいえ、日本はそんな人たちへの報酬が低い。コレはクライアントだけが悪いわけじゃない。僕らの味方(同業者)でさえ、ここに気づいてない人がいる。だから結果的に自分の首を自分で締めている事も多々あるし、そんな現場をたくさん見てきた。値段があるようで、値段が無い仕事だからだ。それは、自分の仕事に対しての適正な評価を自分で出来ていないからだと思う。僕のラインは先ほどのラインだ。これ以上安いラインだと蹴る(または結果的にそのラインを超えるような仕事の仕方を工夫する)ここには市場の原理も働く。高くても需要があるような人間になったほうが良いし、低コスト・低クオリティなんて目指すべきじゃない。(あれ??タイトルと関係ないじゃん)

【43日目】学ぶ

急遽、ご指名により引き受けたお仕事(といっても距離や準備にかかる時間を考えても、ボランティアに近い)数学のスクーリングの講師。

最初は自分の専門外の分野でもあるので、お断りしようと思いました。でも、専門外の分野でも、自分の専門分野に近づければ話はできるし、自分の得意分野のバックグラウンドとしての意味を考えて、引き受けたんですけどね・・・。

 

正直今、どんなことをやろうかと試行錯誤をしてます。なんとなくゴールに見えている部分はあるんだけど、そのゴールに向けてどう要素を配置していくか。数学といっても、「問題を解く」なんて言う数学はつまらなすぎる。実生活のバックグラウンドで知らず知らずのうちに利用している数学的要素に、ご登場いただこうと考えています(たとえば、素数⇒公開暗号鍵、黄金比・白銀比+フィボナッチ数列⇒デザインや用紙の縦横比、ギャンブル⇒期待値などなど)

 

今まで知らなかったことや、知っていたことでもよりディープに学べるいい機会になっています。今回は仕事の関係で強制的に勉強させられている要素も大きいのですが、ルーティンワークで毎日同じようなことをしていると、思考力が下がっていく。というか、ルーティンワーク化することも、仕事の効率とクオリティを上げるためには重要なことだったりするのですが、過度にやりすぎると、お客様対応が一辺倒になりすぎて、お客様のレベルに合わせたお話ができなかったり、希望通りにできなかったりということにもなりがち。

知識や経験は仕事をしていくうえでの土台として、必要なこと。だから、学びが無いと、仕事もプライベートも質が向上しない。いくつになっても、学ぶって必要。